「自己組織化する学校」のコミュニティでビジネスモデル検討のためのワークショップを開催いたしました。

不登校の子供たちが自立するための支援内発的な自分の関心事をもとに探求を通じて自分自身の学びを深めることを支援する新サービス事業を構想、企画している自己組織化する学校・準備グループメンバーに対し、ビジネスモデルを構築するための3回シリーズのワークショップを開催させていただきました。

自己組織化する学校では、現在、気仙沼のフリースクール「つなぎ」と結んで、実際、フリースクールに通っている子どもたちとオンラインで対話をする「田原の窓」というプロジェクトが進んでいます。実際に子どもたちと交流する中で、「不登校の子たちで修学旅行プロジェクトをやりたい」などのアイディアが出てきたりしています。

子どもたちの「やりたい」を周りの人たち(私たちなど)が支援して、実現していくことをサービス事業として成り立たせるためのビジネスモデルを具体化するため、3回シリーズの自己組織化する学校のビジネスモデル検討オンラインワークショップを企画いたします。片山立さんが、ビジネスモデル創出の知見を提供してくださることになり、ワークショップが実現することになりました。

このワークショップに参加することにより、事業のコンセプト段階から、事業のしくみを具体的にどのように創っていくかについて、体系的に学ぶことが出来ます。自己組織する学校で提供するサービスや価値、仕組み、ビジネスモデルに関心のある方、ぼんやりとしたアイデアの段階から具体的にビジネスモデルを創っていくことに関心のある方など、奮って申し込みいただきますよう、お願いいたします。

【自己組織化する学校ビジネスモデル検討オンラインワークショップ】

第1回(11/16(金)) 20:30~22:30
(1) 事業コンセプトを構想する
(2) 顧客のサービス体験を描く
(3) サービス事業に関する要求を開発する
第2回(11/21(水)) 20:30~22:30
(1) 各チームで考案したサービスイメージ、サービス事業に関する要求を共有する
(2) 主要ステークホルダ間の価値の交換関係を描く
CVCA(顧客価値連鎖分析)の作成
(3) 主要ステークホルダ間の欲求や感情の交換関係を描く
WCA(欲求連鎖分析)の作成
第3回(11/26(月)) 20:30~22:30
(1) 各チームで考案したCVCA、WCAを共有する
(2)各チームで考案したビジネスモデルのコンセプト、サービスイメージ、要求などについて対話し、自己組織化する学校で目指すべき事業構想、ビジネスモデルの全体像を描く
【定員】 20名(申し込み先着順)
(1チーム4名から5名程度の複数のチームを編成し、各チームで作業をしていただきます。)


【ワークショップ担当】

夢・アーキテクティング工房代

 片山 立

在職中に、慶應義塾大学院システムマネジメント研究科のイノベ―ティング思考法に出会い、パナソニック、三洋電機にイノベーティブ思考法を導入。2014年から3年間、毎月、イノベーティブ思考法研究会を主催。デザイン思考とシステム思考を融合したイノベーティブ思考法を活用した新製品、新サービスの企画・創出支援、コンサルティングを提供している。

 

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